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モデル接続

OpenClawでClaude APIキーを設定する方法

· 8 分で読了

なぜAIモデルにClaudeを選ぶのか

OpenClaw が対応する数多くの AI モデルのなかでも、Anthropic の Claude シリーズは、優れた日本語・中国語の理解力、長いコンテキストウィンドウ、安定した出力品質から、多くのユーザーに選ばれています。特に日常会話、テキスト分析、コーディング支援といった場面では、Claude の性能は非常に頼りになります。

この記事では、Claude API キーの取得から OpenClaw での設定完了までを詳しくご説明します。

Anthropic APIキーを取得する

まず Anthropic の公式サイトでアカウントを登録し、API キーを取得します。

  1. Anthropic Console にアクセスする
  2. アカウントを登録またはログインする
  3. API Keys ページに移動する
  4. Create Key をクリックして新しい API キーを作成する
  5. キーに名前を付ける(例:openclaw-home)。あとで管理しやすくなります
  6. 生成されたキー(sk-ant- で始まる)をコピーする。ページを閉じると再表示できないため、確実に保存してください

利用を開始するには、Anthropic Console で支払い方法を追加してチャージする必要があります。Claude API は従量課金制で、新規アカウントには通常テスト用の無料枠が用意されています。

OpenClawでClaudeを設定する

方法1:Onboardウィザードで設定する

OpenClaw を初めてセットアップする場合は、openclaw onboard 実行時に AI モデルプロバイダーの選択画面が表示されます。Anthropic を選んで API キーを貼り付ければ完了です。

方法2:設定ファイルを手動で編集する

すでに初期設定が完了している場合は、設定ファイル ~/.config/openclaw/openclaw.json5 を直接編集できます。

{
  providers: {
    anthropic: {
      enabled: true,
      apiKey: "sk-ant-api03-xxxxxxxxxxxx",
      defaultModel: "claude-sonnet-4-20250514",
      // オプション:最大トークン数を設定
      maxTokens: 4096
    }
  },

  // グローバルのデフォルトプロバイダーを設定
  defaultProvider: "anthropic"
}

方法3:環境変数で設定する

キーを設定ファイルに平文で書きたくない場合(セキュリティ上推奨される方法)、環境変数で渡すことができます。

export ANTHROPIC_API_KEY="sk-ant-api03-xxxxxxxxxxxx"

設定ファイルでは apiKey フィールドを省略すれば、OpenClaw が自動的に環境変数を読み込みます。

{
  providers: {
    anthropic: {
      enabled: true,
      defaultModel: "claude-sonnet-4-20250514"
    }
  }
}

Docker でデプロイしている場合は、キーを .env ファイルに記述するのがベストプラクティスです。

利用可能なClaudeモデル

現時点で OpenClaw で使用できる Claude モデルは以下のとおりです。

モデル識別子 特徴 適用シーン
claude-sonnet-4-20250514 性能とコストのバランスが良い 日常会話、汎用タスク
claude-opus-4-20250514 最も高い推論能力 複雑な分析、長文ライティング
claude-haiku-3-20250307 高速・低コスト 簡単な質問応答、高頻度の呼び出し

日常的には Sonnet を、複雑なタスクには Opus を、レイテンシが重要な場面や大量呼び出しには Haiku を使うのがおすすめです。

設定ファイルでデフォルトモデルを指定することも、会話中に動的に切り替えることもできます。

{
  providers: {
    anthropic: {
      enabled: true,
      defaultModel: "claude-sonnet-4-20250514",
      models: {
        "claude-opus-4-20250514": {
          maxTokens: 8192
        },
        "claude-haiku-3-20250307": {
          maxTokens: 2048
        }
      }
    }
  }
}

設定の動作確認

設定が完了したら、OpenClaw Gateway を再起動します。

openclaw restart

Dashboard からテストメッセージを送ってみましょう。

openclaw dashboard

入力欄に何かメッセージを送り、Claude から返信があれば設定は成功です。

コマンドラインからのクイックテストも可能です。

openclaw chat "こんにちは、一言で自己紹介をお願いします"

「私は Claude です。Anthropic が開発した AI アシスタントです」のような返信が返ってくれば、準備完了です。

料金のコントロール

Claude API はトークン単位の課金で、入力と出力で料金が異なります。予期しない高額請求を避けるために、以下の対策をおすすめします。

1. Anthropic Console で利用上限を設定する:

Console にログインし、Settings > Limits で月間の利用上限を設定してください。上限に達すると、課金が続くのではなく API がエラーを返します。

2. OpenClaw で1回あたりの返信長を制限する:

{
  providers: {
    anthropic: {
      maxTokens: 2048  // 1回の返信を最大2048トークンに制限
    }
  }
}

3. AIをトリガーできるユーザーを制限する:

チャンネル設定でホワイトリストを設定し、無関係な人がチャットプラットフォーム経由で API の利用枠を消費しないようにしましょう。

4. 利用量を定期的に確認する:

Anthropic Console の Usage ページで、詳細な呼び出し統計と料金の明細を確認できます。

マルチプロバイダー設定

OpenClaw は複数のプロバイダーの同時設定に対応しています。Claude をメインモデルにしつつ、Ollama をバックアップ(ローカル実行で無料)として設定できます。

{
  providers: {
    anthropic: {
      enabled: true,
      defaultModel: "claude-sonnet-4-20250514"
    },
    ollama: {
      enabled: true,
      defaultModel: "llama3"
    }
  },
  defaultProvider: "anthropic",
  fallbackProvider: "ollama"
}

Claude API が利用できない場合、OpenClaw は自動的に Ollama のローカルモデルに切り替わり、サービスの中断を防ぎます。

まとめ

Claude は OpenClaw で最も快適に使えるモデルの一つであり、設定も非常にシンプルです。環境変数でキーを管理し、利用上限を適切に設定し、Ollama をバックアップとして用意すれば、高品質かつコントロール可能な個人 AI アシスタントを構築できます。ご不明な点がありましたら、OpenClaw公式ドキュメントを参照するか、OpenClaw GitHub リポジトリでヘルプを探してください。その他のモデル接続方法については OpenClaw をご覧ください。

OpenClawは無料のオープンソースAIアシスタント。WhatsApp、Telegram、Discordなど多数のプラットフォームに対応